小智AIファームウェアダウンロード

小智AIの公式ファームウェアは 78/xiaozhi-esp32 の GitHub Releases で公開されています。初めての場合は、開発環境を構築せずにビルド済みイメージを書き込むことをおすすめします。

最新リリース:v2.5.2

v2.5.2 は 2026-10-11 に公開されました。リリースマトリクス全体を GitHub Actions でまとめてビルドしています。

  • 188 のファームウェアバリアント(154 のボードディレクトリが対象)
  • ESP-IDF 6.1.0 でビルド
  • 対応チップ:ESP32、ESP32-C3、ESP32-C5、ESP32-C6、ESP32-S3、ESP32-S31、ESP32-P4

変更内容の全文は v2.5.2 リリースページ を参照してください。

リリースノートには、ビルドとパッケージ検証の成功は実機での検証の代わりにはならないと明記されています。書き込む前にボードの型番を確認してください。バリアントを誤ると、デバイスが起動しなくなる場合があります。

リリースの内容

各バリアントは v<バージョン>_<バリアント名>.zip という名前のアーカイブ(例:v2.5.2_bread-compact-wifi.zip)で、中身は次の 1 ファイルのみです。

  • merged-binary.bin:完全なフラッシュイメージ(ブートローダー、パーティションテーブル、アプリケーション)。フラッシュ先頭アドレス 0x0 にまとめて書き込みます。

リリースには次の 2 ファイルも添付されています。

  • SHA256SUMS:全アーカイブの SHA-256 チェックサム
  • release-manifest.json:ビルド元の commit、ESP-IDF バージョン、各バリアントのチップを含む全バリアント一覧

ボードに合ったバリアントを選ぶ

バリアント名は「ベンダー-ボード[-画面/ネットワーク/リビジョン]」で構成され、上流リポジトリの main/boards/ 以下のディレクトリに対応します。ブレッドボード構成では、ml307 は ML307 4G 版、128x64 は OLED の解像度、lcd は LCD 版を表します。

次の表は代表的なボードです。全一覧はリリースの添付ファイルと release-manifest.json を正としてください。

ボードチップバリアント
ブレッドボード新配線(Wi-Fi)ESP32-S3bread-compact-wifi
ブレッドボード新配線(Wi-Fi、OLED 128x64)ESP32-S3bread-compact-wifi-128x64
ブレッドボード新配線(Wi-Fi、LCD)ESP32-S3bread-compact-wifi-lcd
ブレッドボード新配線(ML307 4G)ESP32-S3bread-compact-ml307
ブレッドボード ESP32 DevKitESP32bread-compact-esp32
虾哥 Mini C3ESP32-C3xmini-c3、xmini-c3-v3、xmini-c3-4g
立創・実戦派 ESP32-S3ESP32-S3lckfb-lichuang-dev
立創・実戦派 ESP32-C3ESP32-C3lckfb-lichuang-c3-dev
M5Stack CoreS3ESP32-S3m5stack-core-s3
M5Stack AtomS3R + Echo BaseESP32-S3m5stack-atoms3r-echo-base
Espressif ESP-BOX-3ESP32-S3espressif-esp-box-3
Espressif ESP-BOX / ESP-BOX-LiteESP32-S3espressif-esp-box、espressif-esp-box-lite
Espressif ESP-SparkBotESP32-S3espressif-esp-sparkbot
Espressif ESP-VoCatESP32-S3espressif-esp-vocat
Magiclick 2.4 / 2.5ESP32-S3magiclick-2p4、magiclick-2p5
Magiclick C3 / C3 v2ESP32-C3magiclick-c3、magiclick-c3-v2
Kevin Box 2ESP32-S3kevin-box-2
Nologo Xingzhi 0.96 OLED(Wi-Fi)ESP32-S3nologo-xingzhi-cube-0.96oled-wifi
Nologo Xingzhi 1.54 TFT(Wi-Fi)ESP32-S3nologo-xingzhi-cube-1.54tft-wifi
Seeed Studio SenseCAP WatcherESP32-S3sensecap-watcher
DFRobot 行空板 K10ESP32-S3dfrobot-df-k10
LILYGO T-Circle-S3ESP32-S3lilygo-t-circle-s3
ALIENTEK DNESP32S3 / DNESP32S3-BOXESP32-S3alientek-atk-dnesp32s3、alientek-atk-dnesp32s3-box
Movecall MojiESP32-S3movecall-moji-esp32s3
Waveshare ESP32-S3-Touch-AMOLED-1.8ESP32-S3waveshare-esp32-s3-touch-amoled-1.8
Waveshare ESP32-S3-Touch-LCD-1.85ESP32-S3waveshare-esp32-s3-touch-lcd-1.85

ファームウェアを書き込む

方法 1:開発環境なしで書き込む

上流で公開されている 初心者向けファームウェア書き込みガイド に従ってください。ESP-IDF のインストールは不要です。

方法 2:esptool コマンドラインを使う

  1. リリースページから対象バリアントのアーカイブをダウンロードして展開し、merged-binary.bin を取り出します。
  2. データ対応のケーブルでボードを接続し、必要に応じてダウンロードモードにします。
  3. イメージをアドレス 0x0 に書き込みます。
# Install esptool (requires Python)
pip install esptool

# Write the merged image at 0x0 (replace the serial port with your own)
esptool.py -b 460800 write_flash -z 0x0 merged-binary.bin

シリアルポート名は OS によって異なります。Linux では /dev/ttyACM0 や /dev/ttyUSB0、macOS では /dev/cu.usbmodem*、Windows では COMx が一般的です。明示的に指定する場合は -p <ポート> を使います。ボードによっては独自のフラッシュパラメーターが案内されているため、上流リポジトリの該当ボードのディレクトリにある README も確認してください。

ダウンロードしたファイルを検証する

アーカイブと SHA256SUMS を同じディレクトリに置き、ダウンロード済みのファイルを検証します。

# Linux
sha256sum -c SHA256SUMS --ignore-missing

# macOS
shasum -a 256 -c SHA256SUMS --ignore-missing

自分でビルドする

対応するボードが見つからない場合、設定を変更したい場合、または自作ハードウェアに対応させたい場合は、ローカルでビルドできます。

  • ESP-IDF 開発環境の構築:ファームウェアは ESP-IDF v6.0.1 以上を必要とし、release/v6.1 ブランチを推奨します。
  • 上流のスクリプトでビルドとパッケージ化を一度に行います:python scripts/build.py <ボード名> --zip

サーバーとアカウント

公式ファームウェアはデフォルトで公式サーバーに接続します。個人ユーザーはアカウント登録で Qwen リアルタイムモデルを無料で利用でき、デバイスの設定は公式コンソールで行います(入口は上流 READMEを参照)。自前のサーバーを使う場合は、上流 README に掲載されているコミュニティ製サーバー(例:xinnan-tech/xiaozhi-esp32-server、Python)を参照してください。

出典:78/xiaozhi-esp32 GitHub Releases、上流の README_ja.md および docs/releasing.md。